英語は苦手ですか?
私は以前何度か英語学習に関する記事を書きました。皆様の中に「日本人は英語ができないって言われているのは本当なのか?」「本当なら何か理由があるのか?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんな英語と日本人の関係について私の考えも含め書いていきます。
日本の英語力
では実際のところ、日本の英語力は低いのでしょうか。下のリンクはある調査の結果ですが、88カ国中49位となっており、評価は「低い」となっています。
このほかにも、A1~C2までで評価するCEFR*1などでも、日本人は低いスコアだと言われています。
私の考えとしては、この調査結果はどこまで信用していいものか疑問です。
でも今まで英語を学んできて思ったことは、日本人は英語に苦手意識がある人が多く、話せる人もあまりいないということです。
なぜ英語が苦手?
日本語と英語の違い
英語の起源
上の画像は、インド・ヨーロッパ祖語*2から派生した言語の系譜を表すものです。赤字は英語のたどってきた道です。
つまり、英語はヨーロッパの広い範囲と関係があるということです。
ちなみに見て分かるように、英語とドイツ語は非常に近い関係にあります。 この話はまた別の機会に...
日本語の起源
そして、日本語の起源は...
それがよく分かってないんですね。(笑)
朝鮮に起源がある説や、東南アジアの方から来た説などたくさんあるみたいです。この辺の話は、とても複雑で難しいです。
大きな違い
この起源の違いから多くの言語的差異が生まれたと思えわれます。例えば、文字、文法、発音などです。
何を言いたいかというと、日本語と英語はそもそも地理的、系統的に離れすぎているため、日本人には慣れるのが難しいのではないかということです。
翻訳家たちのせい(おかげ?)
もうひとつ私が何かで見たり聞いたりした話です。(笑)昔の日本は、西欧の進んだ技術を取り入れ、世界に追いつこうとしていました。その際に昔の偉い人たちは、日本語にもともと存在しなかった単語を、英語から日本語に翻訳したんです。
そのおかげで日本では専門用語などもほとんど日本語のまま学ぶことができ、日本語だけで何不自由なく暮らすことができたのです。
これは日本語という言語の特異性もあるように思えます。例えば漢字という表意文字を組み合わせることで新たな言葉を作ることも可能でしょう。
英語圏でなく英語力が高い地域では、このようなことは起こらず、むしろ時代が進むにつれて英語の専門用語などの需要が高まってきたから、多くの人が英語を話せるようになったと考えることできます。
つまり英語に対するニーズの違いです。日本では日本語だけ分かれば特に問題ないわけですから。
まとめ
日本人が英語が苦手な理由をふたつほど挙げましたが、これはあくまで私が勝手に考えたものです。これらの他にも、文化の違いや教育の問題、民族性の違いなどが挙げられるかもしれませんが、あまりネガティブなことばかり書いても、できない言い訳を並び立てるだけのような気がして、これ以上はやめておきます。
これを読んで「私には英語は無理だ...」なんて思わないでください。多少不利な要素はありえるかも知れませんが、言語に関してはどんなものであれ、続ければ必ず上達します。
私自身も、この記事で何が言いたかったのかよく分からなくなってしまいました。(笑)
「見方を変えるのも大事なことですよ!」って話にしたいと思います。
長々と読んでいただきありがとうございました。