人生の教養ブログ

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おすすめの小説『村上海賊の娘』【歴史小説】

歴史を学ぶ

今回は歴史をもとにした小説について書きます。いわゆる歴史・時代小説です。

歴史はお好きですか?大好きという方も多いと思いますが、学生時代覚えることが多すぎて嫌いになったという方もいると思います。

私もどちら方いうとそういう人でした。

確かに学校での勉強はそういう側面が強いのですが、教養としての歴史は違うと私は思います。つまり、覚えることが目的ではなく、歴史を知り、知識として生かすことが大事なのです。

前置きが長くなりましたが、教養としての歴史を学ぶうえで楽しむことが必要です。そんなわけで今回は、史実に基づいた小説をご紹介します。

『村上海賊の娘』です。

 

 

概要

歴史といっても、何百、何千年という大まかな歴史を読むのではなく、小説なので非常に短い期間のみを描いています。

そのため、歴史全体を知るというよりは、この小説の場合は「木津川合戦」という戦いを中心にその背景と登場人物について深く学ぶことができます。(小説なので多少脚色はあると思いますが...)

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内容

登場人物紹介のページに書いてあることを、引用します。

織田信長が室町幕府最後の将軍、足利義昭を奉じて京に旗を立て、西に勢力を伸ばそうとしていた頃のこと。時は天正四年(一五七六年)、比叡山焼き討ちから五年、武田軍を粉砕した長篠合戦の翌年に当たる。信長と大坂本願寺の戦いは七年目を迎えていた。

信長が大坂本願寺に兵糧攻めを仕掛けるが、この大坂本願寺に兵糧入れをすべく奮闘する毛利家と瀬戸内の大海賊、村上家の奮闘を描いています。

感想

この本を読んでまず思ったことは、本当によく研究して書かれているということです。登場人物や話の展開(会話や人間関係は分からない)は史実に基づいています。文中には「○○○(資料名)によると...」という記述が多く登場し、かなり念入りに調べられていることがうかがえました。

歴史としてだけでなく物語としてもとても面白く、登場人物のキャラクターも(おそらく作者の想像も入りながらも)見事に描写され、展開にハラハラドキドキさせられました。

本屋大賞も受賞しているので、興味のある方はぜひ一度読んでみてください!

長文読んでいただきありがとうございました。