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人を動かすには?【人間関係】

人を動かす

こんにちは。

今回は、D・カーネギー『人を動かす』を参考に、人を動かす秘訣をご紹介します。

「あの人にこうして欲しいのに、でもどう言ったら良いんだろう...」

こんな風に、誰かに何か行動して欲しいのだが、どう頼んで良いか迷った経験などはありませんか?

カーネギーによると、人を動かす秘訣は一つしかないといいます。

それは「重要感を持たせる」ことです。

デール・カーネギー(Dale Carnegie)

1888年、米国ミズーリ州の農家に生まれ、大学卒業後、雑誌記者、俳優、セールスパーソンなど雑多な職業を経て、弁論術や成人教育お講師となり、人間関係の先駆者として名をなす。*1

重要感を持たせる

カーネギーは『人を動かす』のなかでこのように述べています。

人を動かす秘訣は、この世に、ただ一つしかない。この事実に気づいている人は、はなはだ少ないように思われる。(中略)すなわち、自ら動きたくなる気持ちを起こさせること-これが秘訣だ。 *2

人間は、みな承認欲求を持っており、自己の存在が重要であることを望んでいるといいます。(承認欲求を持つことの是非については、別の機会にふれたいと思います。)

そこで行動を促すにはこの欲求に訴えれば良いというわけなのです。

これは例えば、誰かを説得するとき、協力を促すとき、関係を築くときなどいかなる場面でも生かすことができるでしょう。

これは言われてみれば確かに当たり前のことのように思えますね。

(褒められながらお願いされたら断りづらいですよね。)

カーネギーはアドラーに影響を受けたと言いますが、アドラー心理学では承認欲求を否定しています。

応用例

では、この「重要感を持たせる」ことを意識したコミュニケーションとはどんなものか、ふっくんとの会話を例にしてみたいと思います。

ある日

 
(おりおりさん)
授業のプレゼンの準備しなくちゃ!ふっくん今日時間ある?他の人は来るっていうけど。
 
(ふっくん)
ごめん!今日もバイトなんだ。まだ時間あるでしょ?また今度ね!
 
(おりおりさん)
そっか、わかった...じゃあね。(ふっくん忙しいからって全然参加いてくれないんだよな。そうだ「あの手」を使ってみよう!)

別の日

 
(おりおりさん)
ふっくん!今日も集まりあるんだけど、来られない?
 
(ふっくん)
ごめん、今日は用事があって...
 
(おりおりさん)
あのね!ふっくんがいてくれるとすごい助かるんだよ。ふっくんは知識あるし、頭も良くてプレゼンも上手だからいろいろアドバイスくれるとすぐ終わると思うんだ。みんなふっくんを頼りたいと思っているし、来たら喜んでくれるよ!僕も嬉しいし。
 
(ふっくん)
そんなことないよ...でも、そこまで言ってくれるなら今日行くよ。用事は別の日に回せば大丈夫だからさ。ちゃんと参加しなくてごめんね。これからはしっかり協力するから。すぐに終わらせちゃお!
 
(おりおりさん)
それはよかった!ありがとう!

ポイント

こう単純にいくものでもないかもしれませんが、あくまで一例ということで...(笑)

注目すべきは、私がしっかりふっくんの優れたところを認め、重要感を与えていることです。

これによってふっくんは気持ちを入れ替えてくれたというわけです。

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終わりに

『人を動かす』には、人間関係に関するたくさんの助言や攻略法が、実例をあげて書かれています。

今回紹介したことは、本書のなかでかなり重要なこととはいえ、ほんの一部に過ぎません。

興味のある方はぜひ読んでみてください。今よりも人間関係が楽になるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

*1:著者紹介より。

*2:32頁。